1泊2日で行ける!イルカと泳げる東京の島御蔵島

旅行

そんな夢みたいなこと、遠い海外のどこかでプロのダイバーさんとかが叶えられることでしょう、って思っていました。

でも違ったんです。2連休があれば、日本で誰でも叶えられる夢だったんです。

御蔵島旅行は控えめに言って、最高の2日間でした。

日本にいて行かない方がもったいない。

船旅なので連休の交通渋滞を避けて最高の体験ができます。東京から近場で行けるところは行き尽くしたという方にもおすすめの穴場の旅行先です。

野生のイルカに会いたい!御蔵島に行きたい!と思ったときの必要最低限の事前知識を詰め込みました。

どんなに腰が重い方でも、この記事さえ読んだら事前知識バッチリ!あとは予約するのみ!というところまでまとめています。

(↓私の経験談の詳細は別でまとめています)
イルカの島*御蔵島に行ってきた!(前編)
イルカの島*御蔵島に行ってきた!(後編)


御蔵島は伊豆諸島に属する日本の島です。

東京の竹芝客船ターミナルから大型客船(夜行)に乗って最短 7 時間 25 分で行けます。

(大島や三宅島、八丈島へは高速ジェット船や飛行機でのアクセスが可能なので日程に余裕のある方は他の島も一緒に観光しながら行くのもいいかもしれません。)

御蔵島には約 130~150 頭のミナミバンドウイルカという種類の野生のイルカが定住しています。

御蔵島付近でダイビングは禁止で、沖までボートで出てからシュノーケルでイルカに会いに行きます。(泳ぎが苦手でもイルカツアーでビート板等を借りることも可能のようでした!)

私は以前奄美大島で海ガメと一緒に泳いでから、次はイルカに会いたい!と探していて辿り着いたのが御蔵島でした。

御蔵島の魅力

御蔵島に上陸したとき、私の頭にはジブリの「ひこうき雲/荒井由美」が流れてきました。

島の一部にしか居住地はなくて、ほとんど岩壁と緑。
ジブリの世界にありそうな島が現実に存在するんだ!と。

伊豆大島や石垣島、奄美大島など日本の島へは何度か旅行で訪れましたが、かわいいサイズ感の島だからこその魅力に気づいてしまいました。

とはいっても、この島の 1番の魅力はやはり、野生のイルカにかなりの高確率で会えるということ!

島に到着してすぐに、今年(2024 年)はベビーラッシュだし、今のところイルカに会えなかったツアーはないと教えてもらい、安心したと同時に期待値がぐっと上がったのを覚えています。

島の方もみんなイルカが大好きで、観光客もみんなイルカに会いに来ているので島全体があたたかい雰囲気です。

御蔵島に行こう!イルカツアーの最適時期は?

御蔵島にせっかく行くのなら、イルカツアーの最適時期に行きたいですよね。

ドルフィンスイムの解禁期間は 3/15~11/15(2024/06/24 現在)。
いつ行ってもイルカ達に会えることには変わりないみたいですが、おすすめの時期を紹介します。

私は 6/14(金)~15(土)に行きました。
天気が良かったので灘波で水温も温かく、梅雨の始まる前だったので最高でした!

宿の方には 7 月~9 月は観光客が多くイルカたちが人と遊び疲れてしまうので、10 月もオススメだと教えていただきました。

個人的には、可能な限り繁忙期を避けた平日に行くのがオススメです。
滞在時間の両日ともドルフィンスイムをしましたが、土曜日は三宅島からもイルカ船が来ていたようで、ボート の上でイルカの順番待ちをする時間がありました。

観光客が少ない日を狙って行く方がイルカたちと長く遊べると思います。

御蔵島の特殊なところ

宿が少ない!予約は早めにしよう

御蔵島に上陸するのは少々大変です。

普段の旅行の計画と同じように考えていると痛い目を見ます。笑

まず、日帰りは出来ません。宿の予約がない方は上陸出来ません。

それは、御蔵島には宿泊施設が少なく収容数に限りがあり、航路も安定しないからです。
何よりもまず宿泊場所の予約からしなければいけません。(以下の御蔵島観光協会 HP でも記載があります。)

一般社団法人御蔵島観光協会

そして、御蔵島には宿が 7軒と村営のバンガローがあるだけです。
キャンプは禁止。(2024/06/24 現在)

イルカツアー時期になると予約の取りあいになり、宿によっては 3ヶ月前からの抽選制を取っているところもあります。

普通の旅行よりも早めに予定を立ててください。

こんなこと言っておりますが、私は仕事の予定がわかってから 1ヶ月半前に宿を探しました。笑
もちろんほとんどの宿が満室でした。宿を選ぶことはできず、運よくキャンセル拾いで予約することができました。

ただ、宿さえ決まってしまえば心配ありません。

それぞれの宿に提携のイルカ船があるので迷う必要がありません。

ここまで読んでいると、なんて癖の強い島なのだと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

島の方々は皆さん本当に優しいです。

イルカ船の船長や宿のスタッフの方がツアーの送り迎えだけでなく、行き帰りの桟橋までも送迎してくれます。
夜行船で早朝に到着してからは、チェックイン前までは宿のロビーで部屋のようにくつろがせていただきました。
観光客の方が過ごしやすいようなサービスが確立されていました。

本当にあたたかい島です。

天気に左右されやすい船旅。悪天候の場合は?

御蔵島は高確率でイルカに会えると前述しましたが、これは御蔵島に上陸することができれば、です。

実は御蔵島は桟橋が 1ヶ所しか無いため欠航率が高いのです。

私は運よく無事にたどり着けましたが、同じツアーに参加した方には 3 度目の正直でようやく上陸出来たという方もいらっしゃいました。その場合は違う島で降りるか、東京の竹芝まで逆戻りするしかないようです。

となると、帰りの出航も心配ですよね。

私達も当初は 2 泊 3 日で御蔵島旅行を予定しておりました。
しかし、帰りの日の天気が怪しく、イルカ船の船長や宿の方に 1 日前倒しで安全に帰ることを勧められて、急遽 1 泊 2 日で東京に戻って来たのです。

あまりに直前だったので宿のキャンセル代や船の変更手数料も覚悟しましたが、何も追加料金なしで皆さんあたたかく送り出してくださいました。

(余談ですが、その日竹芝から到着した方々は イレギュラーで午前のツアーだけ参加して日帰りで島を後にしていました。その場合も宿泊予定だった宿のスタッフの方が面倒を見てくださります。なんてあたたかい、、。)

こう行った場合はイルカ船の船長同士でも海の状況を話し合い、島の皆さんで協力して私達を安全に帰らせてあげようとしてくださるので、安心してください!

出発前の準備と持ち物

御蔵島旅行の私の持ち物です。 旅行に必須な服、下着等は省略しております。

<イルカツアーに必要なもの>

・ウェットスーツ(持っていなかったのでツアーのオプションでレンタルしました)
・シュノーケルセット(現地で有料でレンタル可能です)
・水着(ウェットスーツの下に着る用)
・ビーサン(ボート内や移動中に)
・シュノーケル曇り止め(あれば。船長が貸してくださいました!)
・日焼け止め
・タオル
・到着した日の朝ごはん、飲み物(朝早くて島の商店が開いていないのと物価高めなので)

<船旅で必要なもの>

・映画ダウンロードやカードゲーム(船の中の時間長いので)
・寝るときのマット

(↑行き帰りの船を、私は一番安い 2 等和室で予約しました。
同じ値段で 2 等椅子席がありますが、夜間移動なので横になれる和室をオススメします!
人が少なかったので広い部屋を貸し切り状態でした。床は硬めなのでマットはあったらいいと思います。100 円で薄手の貸し毛布の提供がありました。私は 2 泊目に村営のバンガローに泊まる予定だったのでもともと重装備で寝袋を持って行っていました。)

番外編:御蔵島村営バンガロー泊で必要そうなもの

村営バンガローは照明とコンセントが備えてある木の箱だという内容の記事を見たので、 (実際には悪天候の影響で泊まることができなかったのですが)事前調べをしっかりして持って行きました!

宿泊に必要なものはレンタル可能のようですが、私の場合キャンプ道具を持っているのに 1 つ 1 つレンタルするのはもったいないないなーと思い、荷物が多くなっています。
夜ご飯も、島内の商店(3 軒)や居酒屋(1 軒)を利用すれば調理する必要なさそうです。

・寝袋
・寝るときのマット(キャンプ用)
・お風呂グッズ(シャンプーリンス洗顔等。「御蔵荘」さんの日帰り温泉を利用すればいらない。)
・シングルバーナー
・ガスボンベ
・クッカー(ソロキャンプ用の小さい鍋など)
・使い捨ての網(BBQ 用)
・バンガロー泊の日の夜ご飯
 缶詰、レトルト食品(さとうのご飯を湯煎してレトルトカレー、鯖缶などをおつまみに。)
・お腹すいたとき用の食材
 ロングライフパン、お菓子、ウィダー ・割り箸
・食器洗剤、スポンジ ・虫除け、ムヒ(夏は虫に注意らしいです。)

旅行の詳細はこちらの記事を参照ください。→
イルカの島*御蔵島に行ってきた!(前編)
イルカの島*御蔵島に行ってきた!(後編)

御蔵島は東京から 最短1 泊 2 日で夢を叶えられる素敵な場所です。

野生のイルカに会いたい!御蔵島に行きたい!と思ったときの必要最低限の事前知識を詰め込みました。

ぜひ皆様も御蔵島で最高の体験が出来ますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました